ダイエット中なのですが、やっぱりお酒を飲むのはダメなのでしょうか?
こんな疑問にお答えする記事です。
この記事を書いた人▶︎海外でパーソナルトレーニングジム「VEHO Fitness」を運営
▶︎解剖学・生理学・栄養学などを熟知した現役のパーソナルトレーナー
▶︎筋トレと食事管理を組み合わせダイエット指導が得意
▶︎自身も3ヶ月の筋トレダイエットで70kgから58kgまで減量した実績あり
私がダイエット指導をしているクライアントさんから、ダイエット中のお酒に関する質問をよく受けるので記事にまとめました。
お酒が好きで毎日晩酌する方、仕事で接待や会食などが多く、飲酒を避けることが難しい方など、いろいろな事情があると思います。
ダイエット中のアルコール(お酒)について、生理学や栄養学などの専門的な根拠に基づいて解説をしていきます。
もくじ
ダイエット中でもお酒は飲める!アルコールとの付き合い方
結論から言えば、ダイエット中でもお酒は飲めます。
ただし無制限に飲んでいいという訳ではないので、ある程度の条件の範囲内でアルコールを楽しむのは問題ありません。
現に、私がダイエット指導をしたクライアントさんで無類の日本酒好きの方がいます。
その方は、ほぼ毎晩日本酒を飲みながら3ヶ月で8kgのダイエットに成功しています。
アルコール(お酒)を飲みながらでもダイエットは成功できます。
では、どんなことに注意してアルコール(お酒)を飲めばいいのかを解説していきます。
ダイエットの絶対条件を理解する
ダイエットには絶対条件とも言える原理原則があります。
消費カロリ > 摂取カロリ
この状態を作ることです。
この条件さえクリアすれば人間の体は嫌でも痩せていきます。
つまり、消費カロリ > 摂取カロリの状態を守れる範囲内であれば、
ダイエット中でもアルコール(お酒)を飲むことができるということなのです。
自分の消費カロリを計算する方法
消費カロリ > 摂取カロリの状態を作ると言っても、
どうやってやればいいのか疑問だらけかもしれません。
まず、はじめに自分の消費カロリを知ることからです。
自分で計算するのは面倒なので、以下のフォームに情報を入力すれば自動で計算できます。
性別 | |
---|---|
年齢 | (歳) |
身長 | (cm) |
体重 | (kg) |
運動量レベル | ※下記 運動量レベル一覧表を参考にて下さい。 |
基礎代謝(BMR) |
-
|
消費カロリー |
-
|
■運動量レベルの一覧表
運動量レベル | 具体例 |
---|---|
1 | 運動や筋トレをしていない人 |
2 | 週に1〜2回の運動や筋トレをする人 |
3 | 週に2〜3回の運動や筋トレをする人 |
4 | 週に4〜5回の運動や筋トレをする人 |
5 | ほぼ毎日激しい運動や筋トレをする人 |
摂取カロリの管理はアプリを使うと簡単
自分の消費カロリがわかったら、あとは食事の摂取カロリを消費カロリよりも少なくなるように管理して食べれば良いのです。
食べたもののカロリを計算するのはアプリを使うのがおすすめです。
私が使っているのはあすけんというアプリですが、
カロリの計算ができるならどんなアプリでもOKです。
毎日食べたものをアプリに入力して消費カロリ > 摂取カロリの状態が守れているかを管理していきましょう。
ダイエット中はアルコールの種類を選ぼう
アルコール(お酒)と言っても、いろいろなものがあります。
中でも糖質が多いお酒はその分カロリーが高くなりますので、ダイエット中に飲み過ぎるとカロリーオーバーしてしまう場合があります。
ダイエット中に飲むなら糖質の低いアルコールを選べば、太りにくくカロリーも抑えながら楽しむことができます。
糖質が多いアルコール
- ビール
- ワイン
- 日本酒
- 紹興酒
- 梅酒
- カクテル全般
糖質がゼロ(低い)アルコール
- ウィスキー
- ブランデー
- ハイボール
- 焼酎
- 糖質ゼロビール
- 糖質ゼロチューハイ
- ウーロンハイ
ダイエット中におすすめのおつまみ
ダイエット中にアルコールを飲んでいいのかを気にするなら、飲んでいるときに食べるおつまみにも気を使いたいところです。
お酒を飲んでいる時は味の濃い食べ物や脂っこいおつまみが多くなりがちです。
ダイエット中のおつまみとしておすすめなものをいくつかリストアップしてみます。
- 枝豆
- 冷奴
- 焼き鳥(ささみ、砂肝など脂が少ない部位)
- 刺身(赤身・白身)
- フィレステーキ
- あたりめ
- キムチ
- めかぶ
- もずく
- おしんこ
これらの共通点は脂質と糖質が少なく低カロリーという点です。
ダイエット中でもアルコールを飲むための工夫
糖質の入ったお酒を飲んだら炭水化物を控える
ビール、日本酒、梅酒など糖質を含むアルコールを飲む場合は、ご飯、麺類、小麦製品などの炭水化物の摂取を控えて消費カロリ > 摂取カロリの状態を維持できるように調整します。
ダイエット中におすすめのおつまみを食べる
先ほどご紹介したダイエット中におすすめのおつまみを選んで、食べるようにします。
飲み会の席では揚げ物やカロリーの高いものを食べてしまいがちなので、食べるものを選ぶように意識しましょう。
筋トレや有酸素運動などの運動習慣をもつ
消費カロリ > 摂取カロリの状態を作るには食べ物の摂取カロリを減らすだけではなく、運動で消費カロリをあげるという考え方もできます。
定期的に運動する習慣をつければ、消費カロリをあげることができ、その分食事制限を緩めることが可能になります。
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