SEOで上位を目指すには「検索意図」に合ったコンテンツを作ることが重要らしい。
でも検索意図ってどうやって考えたらいいのか、よくわからないし、いまいち重要性について理解できていない。
こんな疑問を解決します。
この記事を読む価値- 検索意図がSEOにとってどれほど重要か理解できる
- 検索意図を最適化し検索流入を増やす具体策がわかる
検索意図について正しく理解し対応すれば、SEO効果を高めることができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
もくじ
SEOで重要な検索意図とは?
「検索意図」とは、なぜその人がそのキーワードでGoogle検索をしたのか理由を指します。
Googleで検索する人は
- 何かを知りたい(Knowクエリ)
- どこかに行きたい(Goクエリ)
- 何かをしたい(Doクエリ)
- 何かを買いたい(Buyクエリ)
など、必ず検索をした意図があります。
例えば、[新橋駅 ジム 安い]というキーワードで検索した人は、
新橋駅近くで料金の安いジムはどこかな?
と考えているはずです。
これが検索意図の概念です。
検索意図がSEOにおいて重要な理由
Googleは「世界の情報を整理し、誰にとっても利用しやすいものにすること」が彼らの使命であると述べています。
それ故に、Google検索で上位を獲得するためには、Googleの使命を達成させるようなユーザーの検索意図を満足させる質の高いコンテンツを作成する必要があります。
そして、ユーザーの検索意図を的確に読み取ることができなければ「質の高いコンテンツ」をつくることは難しいです。
4つのタイプの検索意図
Googleユーザーが検索するキーワード(クエリ)は、大きく4つのタイプに分けることができます。
- 何かを知りたい(Knowクエリ)
- どこかに行きたい(Goクエリ)
- 何かをしたい(Doクエリ)
- 何かを買いたい(Buyクエリ)
それぞれ詳しく解説していきます。
何かを知りたい(Knowクエリ)
がんの治療法について知りたい!
こんな方は[がん 治療法]というクエリで検索をするでしょう。
検索結果をご覧いただくと、がんの治療法を説明した記事が検索上位に表示されており、ユーザーの検索意図をしっかり満たしていることがわかります。
どこかに行きたい(Goクエリ)
明日の仕事帰りに新橋駅近くの映画館に行きたい!
こんな方は[映画館 新橋駅]というクエリで検索をするでしょう。
検索結果をご覧いただくと、Googleマップで新橋駅近くの映画館の場所が表示されており、ユーザーの検索意図を完璧に満たしていることがわかります。
何かをしたい(Doクエリ)
自宅で腹筋を鍛えたい!
こんな方は[自宅 腹筋 トレーニング]というクエリで検索をするでしょう。
検索結果をご覧いただくと、自宅でできる腹筋トレーニングの種類を説明した記事や、ユーチューブで腹筋トレーニングを解説したビデオなどが検索上位に表示されています。
ユーザーの検索意図をしっかりと満たしていることがわかります。
何かを買いたい(Buyクエリ)
安いプロテインを買いたい!
こんな方は[プロテイン 最安値]というクエリで検索をするでしょう。
検索結果をご覧いただくと、楽天市場や価格.comなどのネットショップのサイトが検索上位に表示されています。
プロテインを安く買いたいというユーザーの検索上位をしっかりと満たしていることがわかります。
検索キーワード(クエリ)の分類について知ろう
ユーザーが何かを調べるときの検索意図を4つのタイプ別に解説をしましたが、Googleでは全てのクエリを4つに分類して表示しています。
- 情報提供型
- ナビゲーション型
- トランザクション型
- 製品/サービス調査型
情報提供型
ユーザーが何らかの情報をさがしているケースです。
「米国の大統領は誰ですか?」のような簡単な質問に対する答えを探している場合もあれば、
「車のエンジンの仕組みはどうなっているのですか?」のように、より専門的な解説が必要な場合もあるでしょう。
情報検索型の例
- [アンジェリーナジョリー 誰]
- [サッカー オフサイドとは]
- [安倍晋三]
- [神戸空港へのアクセス]
ナビゲーション型
ユーザーがある特定のウェブサイトを探しているケースです。
すでにアクセスしたい特定のサイトが決まっているが、アドレスバーにURLを全て入力するよりも、Google検索から検索した方がおそらく早くて簡単です。
また、正確なURLがわからない場合もあります。
ナビゲーション型検索の例
- [Facebook]
- [Twitter ログイン]
- [ユーチューブ]
- [バズ部 SEO]
トランザクション型
ユーザーが何か商品やサービスの購入を検討しているケースです。
ほとんどの場合は、具体的な商品やサービスが決まっており、購入する意思も固まっています。
ユーザーはそれらをお得に購入できるベストな場所を探しています。
トランザクション型検索の例
- [macbook pro 購入]
- [ASUS スクリーン 安い]
- [アマゾンプライム 登録]
製品/サービス調査型
ユーザーは特定の製品またはサービスを求めて、ネット上で探し回っています。
まだ、どの製品またはサービスが最適であるか意思が固まっていないため、なにか良いものがないかと調査をしている段階です。
おそらくレビュー記事や類似品の比較調査の結果などの情報を参考にしたいと思っています。
製品/サービス調査型の例
- [プロテイン おすすめ]
- [mac pro air 比較]
- [ダイソン レビュー]
- [新橋 最高 居酒屋]
検索意図を的確に推測する方法
ほとんどの場合は、検索キーワード(クエリ)から検索意図を推測することができます。
例えば[ビットコイン 購入]というキーワードを考えてみましょう。
検索ユーザーが何らかの仮想通貨を購入するためにネットで検索をしているのは確かですね。(トランザクション型)
一方、ネクタイの締め方がわからずにGoogleを開いた人は[ネクタイ 結び方]で検索をするでしょう(情報提供型)
「検索キーワードから検索意図のタイプが推定できる」とは言え、中にはキーワードから推測することが難しい場合もあります。
そんな時の対処法として以下をどうぞ。
検索結果の上位ページからヒントを得る
上でも例をあげたように、実際に検索をしてみれば、Googleはその検索クエリに最適な答えになる記事やサイトを上位に表示させます。
すなわち、検索して上位に表示されている記事が検索意図をほぼ完璧に満たしている記事と言えます。
[プロテイン おすすめ]の上位5つのページにアクセスしてみると、共通項目としてプロテインの種類(ホエイ、ソイ)について解説していることがわかります。
そして、どれを購入すべきなのか最適な商品をリンク付きで紹介している点も共通しています。
このように検索上位ページにアクセスしてみて「プロテインの種類の解説」「おすすめの商品と購入先のリンク」など共通しているコンテンツは必ず取り入れるべきと言えるでしょう。
コンテンツを作成する前に、常に検索上位ページを分析することが重要です。
検索意図がSEOで重要な理由まとめ
検索意図に合ったコンテンツを作るというのは、SEO対策の中でも最も重要な要素です。
長期的な目線で検索上位をキープし続けるためにも、検索者の欲しい情報を提供することを第一に考えることを念頭におきましょう。
そのためには本記事で紹介した方法で、検索意図を正しく推定して良質なコンテンツに仕上げるよう全力を注ぎましょう。
そうすれば、あなたのサイトやブログもアクセスアップ、収益アップに繋がってくるでしょう。
コンテンツを作成したらそれで終わり!ではなく、SEO検索順位チェックもしっかり行いましょう。以下が参考記事です。
-
【2021】Rank Trackerの料金と使い方【SEO検索順位チェックツール】
-
ブログ検索順位の調べ方!まずは無料ツールでOK【SEO対策】