英語学習法

【初心者向け】TOEICには解き方のコツとテクニックがある【リスニングパート】

2019年12月1日

TOEICを受けようと思うけど、何か解き方のコツとかテクニック的なものはあるのかな?
受験する前に知っておくべきことがあれば知りたい。

そんな疑問にお答えする記事です。

私は初めて受けたTOEIC試験で275点をとりました。中学英語すら理解してないレベルで、さらにTOEICには解き方のコツがあると言うことすら知らずに受けていました。

そこから、半年で700点までスコアアップできたその秘訣や勉強法をご紹介していこうと思います。

この記事ではTOEICを受ける方が知っておくべき、リスニングパートでの解き方のコツとテクニックをご紹介します。

TOEICのリスニングパート

リスニングパートは約45分間・100問で構成されており、
全体はPart1 Part2 Part3 Part4の4つのパートに別れています。

Part1写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。
Part2応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。
Part3会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。
Part4説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。

リスニングPart1の解き方のコツとテクニック

Part1に関して、問題の特徴や解き方のコツとテクニックを解説していきます。

問題構成と特徴



パート1ではこのような写真が問題用紙に印刷されています。

問題用紙にはこのような写真のみが印刷されており、1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。4つのうち写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。

解き方のコツとテクニック

TOEIC パート1は他のパートと比べて、それほど多くのテクニックがあるわけではありませんが、いくつかご紹介します。

1. 写真を説明する音声が流れる前の準備が重要

音源が流れ始める前の段階で、写真全体を眺めて、これから流れてくる説明文の内容を予想します。何の写真なのか、キーワードなど、何もしない時よりも正答率を高めることができるでしょう。

上の左側の写真の例でいえば、何人かの人がベンチに座ってフィッシングをしている様子です。キーワードになりそうなものはフィッシング、ベンチに座っている、帽子を被っている、という感じでしょうか。これから予想される説明文にはFishing(釣り)、Sitting on a bench(ベンチに座っている)、Wearing a cap(帽子を被っている)という英文が出てくるかもしれません。

このように事前に予想を立てることで正解率は高まります。

2. 聞き逃した時は消去法を使う

説明文は1度しか流れないので、もしかしたら聞き逃してしまうこともあるかもしれません。そのような時には他の選択肢をよく聞くようにしましょう。

1つの選択肢を聞き逃して、正解かどうか分からなくなった場合でも、他の選択肢が正しいかどうかを考えることで、結果として消去法で正解にたどり着くことが可能です。

Part1ではすべての選択肢に対して、正解かそうでないかを考えて、消去法を使いながら正しい答えの候補を減らしていくやり方も有効です。

リスニングPart2の解き方のコツとテクニック

続いて、Part2に関して問題の特徴や解き方のコツとテクニックを解説していきます。

問題構成と特徴

パート2では以下のような音声が1度だけ流れる。
問題用紙には文章は書かれていないので、音声だけを聞いて答えを考える形式になっている。

A: When does the plane to Seoul leave?

B: (A) No, I’ve never been.
(B) It’s an hour behind schedule.
(C) From Gate 52, I think.

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 別冊『解答・解説』より

上記のような1つの質問または文章と、それに対する3つの応答文が読み上げられます。その3つの応答文の中からその中から最も適切なものを選択する問題形式です。

この問題の正解は(B)ですね

A: When does the plane to Seoul leave?
ソウル行きの飛行機はいつ出発しますか?

B: (A) No, I’ve never been.  いいえ、行ったことがありません。
  (B) It’s an hour behind schedule  予定より1時間遅れています。
 (C) From Gate 52, I think.  ゲート52だと思います。

解き方のコツとテクニック

ここではパート2においての解き方のコツとテクニックをご紹介します。

1. 全ての選択肢の音声を聞いた後に解答を選ぶ

これがパート2においては、聞いた瞬間に「これが正解」と決めつけるのは危ないです。なぜなら、文章としての流れは成立してるように思える場合でも、さらに適切な選択肢が残っている場合があるからです。

パート2ではどちらが正解なのか迷う選択肢も出てきますので、全ての選択肢を聞いた上でどれが最も適切かを考えて選ぶ必要があります。

下記の例題で説明します。

A: Are you riding your bike to work today?

B:  (A) Alfonso's writing the book.
(B) Only if the weather's nice.
(C) Yes, I'd like to work there.

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 別冊『解答・解説』より

この問題はYesかNoで答えられる質問文が最初に読まれていますので、答えはYesかNoから始まる選択肢だろうと思い込んでいると、正解を聞き逃してしまう可能性があります。

消去法を使いながら、全ての選択肢を注意深く聞く必要があります。

2. 音声の最初のワードを集中して聞く

音声の最初の言葉には最大限の注意を払いましょう。特に疑問詞(When Where Which Howなど)から始まる問題の場合、最初に流れる疑問詞を聞き逃してしまうと何について質問しているのかわからなくなってしまいます。音声は1度しか流れないの注意してください。

先ほどの例題で説明します。

A: When does the plane to Seoul leave?

B: (A) No, I’ve never been.
(B) It’s an hour behind schedule.
(C) From Gate 52, I think.

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』別冊『解答・解説』

上記の問題において最初の「When(いつ)」を聞き逃してしまった場合、その聞き逃した言葉が「Where(どこ)」だった可能性も考えられます。仮に「Where」であるとしたら、(C)の選択肢が、完璧な正答となってしまうので、どれが正しいのか分からなくなってしまうのです。

3. 質問で使われる単語と発音が似ている単語を使った選択肢は不正解の場合が多い

これまでのTOEICの問題傾向から導かれたテクニックなので、知っておくとスコアアップの役に立つでしょう。

「質問文と似た音が聞こえたからこれが正解かも」という理由で答えを選ぶことはTOEIC試験においては危険なやり方です。むしろ、似た音が出てきたら、この選択肢は不正解の可能性が高いという意識で吟味してください。このタイプの問題は初心者をひっかけるために使われていると思われます。

例えば、Where did you buy this light? という質問に対して

(A)Turn right at the next corner
(B)I bought it online
(C)Go to the second floor please

「light」と「right」という発音が似ている単語が使われていますが、「right」が含まれる選択肢は不正解になっています。

もちろん、中には質問中の単語と似た音の単語を含む選択肢が正解になるパターンもありますが、基本的には「不正解の可能性が高い」というスタンスで臨むのがおすすめです。

リスニングPart3の解き方のコツとテクニック

Part3に関して問題の特徴や解き方のコツとテクニックを解説していきます。

問題構成と特徴

パート3からは今までのリスニングパートに比べて一度に聞く文章も長くなり、より実際の英会話に近い状態となってきます。リスニングパートの中でもパート3が一番問題数が多いのでここで点が取れるようにしておきたいです。

2人または3人による会話を聞いた後に設問に答える形式です。会話は印刷されていませんが、各設問と選択肢は印刷されており、各設問に対する4つの選択肢の中からもっとも適切なものを選択する問題形式です。

No. 32 Why is the woman calling?
(A) To cancel an order
(B) To complain about a product
(C) To redeem a gift card
(D) To renew a warranty

一つの会話に対して質問が3つあり、それら質問の選択肢が解答用紙には印刷されています。

解き方のコツとテクニック

パート3からは解き方のコツとテクニックを知っているのといないのでは、結果に大きな差が出てきます。

1. 設問の先読みする

先読みとは、会話音声が流れ始める前に設問を先に読んで、質問内容を把握しておくというテクニックです。

リスニングパートでは全ての会話音声を聞いた後で、そこから設問を読んで選択肢を選んでいらた到底時間が足りませんし、会話の内容も記憶するのが難しいです。

先読みのやり方をご説明します。

ステップ1:Directionが流れている設問を先読みする
Part2が終わると、Part3について説明するDirectionが流れます。
このDirectionが流れている間に、下写真のようにPart3の1問目の設問3つを全部先読みして質問の内容を把握します。

ステップ2:設問が読み上げられている間に解答をマークする
会話の音声が終わると、設問が読み上げられます。
3つの設問が読み上げられている間に、できるだけ早く問題を解い下さい。
この時の注意点ですが、キレイにマークぜずに線を引いて印をつけるだけにしてください。
マークシートをキレイに塗りつぶすと時間がなくなるのと、キレイに塗りつぶすという作業に気を取られて音声を聞き逃したり答えを忘れてしまったりする場合があるからです。
印だけつけ終わったら、すぐに次の問題の設問を先読みします。

2. 設問の答えは会話の前半、中盤、後半に分かれる

パート3では1つの会話に対して3つの設問が出題されますが、それらの設問の答えが出てくるのは会話の前半、中盤、後半に別れていることがほとんどです。

会話を前半、中盤、後半と3つに分けて考える意識を持っておくと、出だしで会話内容がわからなくなった場合でも1問目は捨てて、2問目、3問目から立て直すことができます。

会話を全体として捉えるのではなく、設問ごとに3つに分割して捉えた方が、途中からでも巻き返しが可能になります。

リスニングPart4の解き方のコツとテクニック

Part4に関して問題の特徴や解き方のコツとテクニックを解説していきます。

問題構成と特徴

パート4は説明文問題です。アナウンスやナレーションなどのミニトークを聞いた後に設問に答える形式です。会話は印刷されていませんが、各設問と選択肢は印刷されており、各設問に対する4つの選択肢の中からもっとも適切なものを選択する問題形式です。パート3よりも文章も長く、英語表現もやや難しくなっていると感じるかもしれませんが、基本構成はパート3と同じです。

よって、解き方のコツとテクニックはパート3でご紹介した内容をそのまま使うことができます。

リスニングスキルを上達させたい人におすすめの本

リスニングスキルを上達させるために使う本は「公式TOEIC問題集」です。
TOEICを受ける必要の無い方でも、これでリスニングスキルアップができます。
私もこのテキストでリスニングスキルがかなり上達しました。

▶︎このテキストを使ったリスニング勉強法をみる

公式TOEIC問題集の概要

下記の内容で構成されています。

  1. サンプル問題
  2. サンプル問題を使って各パートの問題形式を説明しています。
  3. 練習テスト(200問×2回)
  4. 本番のテストと同じETSが制作した問題を2回分(計400問)収録しています。
  5. 解答用紙2枚
  6. 本番のテストと同じ形式のマークシートです。
  7. 解答・解説
  8. 問題の再掲載(リスニングセクションの場合はスクリプト)とともに、訳や正答の理由、誤答に関する解説や語句の意味も一緒に確認できます。
  9. CDトラック一覧表
  10. CD2枚付き。各問題のトラック番号が一覧で確認できます。

おすすめする理由

  1. TOEICテストの公式機関が制作
    公式問題集はTOEIC本番の試験を作っている機関であるETS(Educational Testing Service)が、本番のテストとまったく同じプロセスで制作した問題集です。つまりETSが本番ではこういった問題が出ますよと紹介していくれている問題集です。
  2. 最新の問題傾向がわかる
    TOEICテストは、回を重ねるごとに問題の傾向や難しさなどが若干変化しています。そのため、最新の公式問題集を使うことによって最新の傾向を知ることもできます。
  3. 公式スピーカーによるリスニング音声
    本番のテストと同じ公式スピーカーによるリスニング音声が収録されています。公式の音声で練習することで本番でも安定したパフォーマンスが出せます。逆に他の教材を使って練習すると本番では音声のスピードやイントネーションが異なるので聞き取りづらくなったりすることがあります。
  4. TOEICで頻出する重要な語句がわかる
    解答・解説の本にはWords & Phrases(重要な語句)やExpressions(役に立つ表現)が掲載されており、TOEICで頻出する重要な語句や実際に英語を使うシーンで役に立つ表現などを知ることができます。
  5. 費用対効果が高い(コスパがいい)
    値段は他の参考書と比べて若干高いかもしれませんが、本気でTOEIC対策をしたいのであれば値段以上に価値のある1冊です。値段が安いからと言って下手なテキストを選ぶと効率的な対策ができないので、それでは本末転倒です。

▶︎リスニングを上達させるためのトレーニング方法をみる

テクニックを実際に使ってみる

せっかくリスニング対策のトレーニングをしてTOEICに備えたとしても、問題の解き方のコツやテクニックを知らなかったら、本来の実力を発揮することが難しくなり、とてももったいないです。

この記事でご紹介した記事で、コツやテクニックを理解しても実際に使ってみて慣れておかなければ、使いこなすことができません。実際のテストでテクニックを使う練習をすることが大事です。自宅でCDを聴きながらテクニックを使う練習をするのもいいですし、TOEICの公開テストに申し込んで実際に練習してみるのもいいですね。

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