Fラン大学の工学部に通っていますが、やはり学歴がネックになり大手企業への就職は無理なのでしょうか?
このような疑問にお答えします。
この記事を書いた人▶︎偏差値40のFラン大学工学部卒
▶︎就活では大手企業ばかりに応募し複数の大手から内定を獲得
▶︎三菱電機株式会社の技術総合職として入社
▶︎その後、脱サラしゲストハウス「Tony House」を開業
この記事を書いている私もFラン大学工学部卒で、就職の時は同じような不安を抱えていました。
歴代の大学の先輩が入社したことがない大手企業に応募するのは無謀なのか?
そもそも大学名だけで落とされる可能性もあるのではないか?
こんな不安を抱えていました。
Fラン大学では、鼻から大手を目指すようなモチベーションを持った学生が少ないため、大手に受かるのか?というデータがほとんどないと思います。
そこで、自ら検証も兼ねて大手企業に応募しまくったので、結果を公開します。
結論、Fラン大学工学部の学生でも採用する大手企業は存在します。
一方で、学歴だけで落とす大手企業も存在します。
本記事では、Fラン大学工学部でも採用している大手企業の実名を公開すると共に、Fラン大学の学生が大手企業に受かるための戦略について解説していきます。
Fラン大学工学部からでも就職できる大手企業を公開
実際にFラン大学の学生でも採用をしている大手企業を公開します。
実際に私が内定をもらった大手企業、同じ大学の友人が内定した大手企業など、事実に基づいています。
Fラン大学からでも就職できる大手企業①三菱電機株
私が内定をもらい、実際に入社した会社です。
三菱電機は、やはり高学歴の学生の採用が圧倒的に多いですが、Fラン大学や無名大学でも、しっかりと人間性や、やる気をみて採用してくれます。
私が通っていた大学では三菱電機に入社した先輩が一人もおらず、私が初めての内定者だったため、三菱電機の人事部の方が大学まで視察に来てくださいました。
大学の応接室で研究室の教授と3者面談をした後、近くの居酒屋に移動して、ざっくばらんにお食事をさせていただいたのを覚えています。
私を採用してくれた理由は「熱意や、やる気をとても感じた」ということでした。
勉強ができなくても、しっかりと面接で熱意ややる気をアピールできれば採用してくれる会社です。
Fラン大学からでも就職できる大手企業②ヤマハ発動機
私が自由応募でエントリーし、書類審査合格→集団面接合格→二次面接合格まで進み、最終の役員面接で不合格となりました。
最終面接では、私の戦略がハマらなかったので残念な結果に終わりましたが、この会社もFラン大学の学生でもしっかり採用してくれる会社だと言えます。
理由は、学歴だけで判断する会社なら、そもそも書類審査で落とされるからです。
Fラン大学の私でも、集団面接と二次面接まで合格できたことが根拠と言えます。
Fラン大学からでも就職できる大手企業③日本電産
この会社も私が実際に内定をもらった大手企業です。
この会社は、上の2社に比べて一般的な知名度は低いかもしれませんが、売り上げ成長率が著しく、売り上げ高は1兆5000億を超えるほどの大企業です。
高学歴の学生ばかりを採用している風土もなく、比較的多くのFラン大学の学生を採用していると思われます。
Fラン大学からでも就職できる大手企業④SUZUKI(スズキ)
誰もが知っている自動車メーカーですが、Fラン大学の学生も入社できます。
この会社は私の大学の同じ学部にいた友人が内定をもらったので、事実です。
スズキに入社した彼は、大学史上初の内定者でしたが、実績のない大学でも採用してくれたので、学歴だけに囚われず、しっかりと良い人材を採用してくれる会社だと言えます。
Fラン大学からでも就職できる大手企業⑤SUBARU(スバル)
私の友人がこの会社の人事部で、新卒採用担当をやっています。
スバルの採用試験では「学歴だけで不合格にすることはない」と内部の人間が言っていたので、間違いないです。
実際にスバルの人事の友人に「選考試験で重要視する点」を聞いてみました。
学生時代に取り組んだ活動の実体験を根拠にして、自分をうまくアピールできる人を高評価するそうです。
Fラン大学の工学部から大手企業に就職する戦略
Fラン大学出身でも大手に入ることは可能ですが、それなりに戦略をもって就活に取り組む必要があります。
Fラン大学が就活で不利に理由を考える
採用する側の人間に聞くと、やはりFラン大学だとわかれば、採用には少し慎重になるそうです。
なぜなら、Fラン大学の学生には悪いレッテルが貼られているからです。
- 努力をせずに楽をする傾向があるかもしれない
- 理解力が欠如しているかもしれない
事実とは異なる場合もあると思いますが、一般的なイメージとしてお話ししています。
一流大学の学生は、中学高校で勉強をしっかり頑張った「努力できる人」
それに対し、Fラン大学の学生は、勉強をしなかった「努力ができない人」だからです。
さらには、以下の可能性も考えられます。
勉強する努力はしても、理解力に欠けるために勉強ができない、というケースがあるからです。
これは、入社しても仕事を覚えれない、仕事ができないという連想をもたれてしまいます。
Fラン大学の学生が不採用になる主な理由
Fラン大学の工学部が選考で落ちる主な理由をみていきます。
選考で落ちる主な理由3つ
- 筆記試験(SPI)で得点が取れない
- お粗末なエントリーシートを送ってくる
- 就職試験対策が不十分(準備不足)
筆記試験(SPI)で得点が取れない
そもそも、筆記試験で得点が取れないので、面接の前にそこで不採用。
いくら人柄や人物が良くてもアピールする場すら与えてもらえません。
お粗末なエントリーシートを送ってくる
誤字脱字がある、文章の意味がわかりにくい、文章が幼稚など
採用担当者の読む気が失せるような書類を平気で送ってくる人が多いそうです。
就職試験対策が不十分(準備不足)
試験対策をやってきたとは思えないという点です。
筆記試験も事前に勉強すればある程度点が取れるはずなのに、準備しないから取れない。
Fラン大学の工学部から大手企業に就職する戦略
やることはシンプルで「Fラン大学の学生が選考で落ちる主な理由」に対して対策を打つことが必要です。
- 筆記試験(SPI)で得点が取れない
- お粗末なエントリーシートを送ってくる
- 就職試験対策が不十分(準備不足)
記試験(SPI)対策を徹底的にやる
SPI試験は事前にしっかり練習しておけば確実に良い点数が取れますので、ここで不合格になるのは本当にもったいないです。
- SPI対策はできるだけ早めに始める
- 一冊のSPI問題集を何度も繰り返し解く
- 非言語問題(算数、数学)は公式を覚えよう
- テストセンターやWebテスティングの方式に慣れておく
エントリーシートなどの書類を作り込む
大企業には何千、何万件という膨大な数のエントリーシートが送られてきます。
以下の点に注意して書類を作成すれば魅力的なものが作れます。
- 自己分析をして自分の性格を理解する
- 書類は空白を作らず文字で埋める
- 文章を平行に真っ直ぐ書く
- 熱意を込めて丁寧に書く
書類選考で合格したESを読む
\ 大手3社で合格した履歴書とES公開 /
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就職試験対策が不十分(準備不足)
一流大学の優秀な学生と同じ土俵で勝負するということは、彼らに負けないための「事前準備と努力」が不可欠です。
筆記試験は高得点が取れるようになるまで、何度も練習を繰り返しやり込むしかないです。
面接も繰り返し練習をして、本番で良いパフォーマンスが出せるように準備すべきです。
大手企業に就職するための戦略については以下の記事でさらに詳しく解説しています。
まとめ:Fラン大学工学部からでも就職できる大手企業
今回はFラン大学工学部からでも大手企業に就職できるというお話をしました。
学歴フィルターのない大企業もあるので、しっかりと準備をして就活に臨めばチャンスはあります。
実名をあげた企業の他にも、Fラン大学の学生を採用してくれる会社はまだあるはずなので、果敢に挑戦して人生逆転を図ってみてはどうでしょうか。
参考になれば幸いです。
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